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グローバルブランディング

地球規模でブランドを展開する手法とは

近年、日系企業のグローバル化に拍車が掛かっています。その根底的な背景には、日本の少子高齢化等による市場委縮→ビジネス機会の減少があります。90年代に加速した海外への生産拠点の拡大から、いよいよ海外市場での本格的なブランディングに向けた取り組みが始まっています。

こうした流れは大企業に限らず、中堅企業においても顕著です。海外市場で成功しようと大志を抱き、チャレンジしている経営者を、私たちは支援しています。
たとえば中国市場においては、グラムコグループは上海と北京に現地法人を設立し、日系企業各社のブランディングだけでなく、マーケティングリサーチまでサポートしています。米国系のグローバルブランディングファーム、シーゲルゲール社など、海外提携ネットワークが、欧米、アジア諸国にも広がり、現地事情を熟知したスタッフが日本からサポートしています。
グローバルブランディングの要諦は、次の3つです。

  • 展開先市場の顧客ニーズを十分理解し、グローバル・ローカル両方の視点でブランディングに取り組む(グローカルブランディング)。
  • 他方、ブランドスタイルについては、一貫性をもった展開を推進する(ブランドスタイルコントロール)。
  • 各地の顧客を魅了するだけでなく、各地の現地雇員に共感されるブランドビジョンバリューを開発し、現地雇員を巻き込む(グローバルインターナルブランディング)。

上記1に関しての留意点は、日本のブランドコンセプトをやみ雲に押し付けるばかりでは、市場での確固たる地位を築くことが出来ないということです。当該市場における顧客視点に立脚し、ベネフィットを追求する姿勢を鮮明にせねば理解を得られません。ある例では、日本とは異なるブランドコンセプトを開発し、業界における立ち位置も大胆にリポジション(位置替え)しています。
上記2については、ブランドのローカライズという観点だけでなく、メジャーな国際的ブランドとしてのメッセージを発信し、またブランドの世界観はグローバル統一で発信していくということを意味します。
上記3はことのほか重要です。現地雇員が「自分ごと」と捉え、日本に比して希薄になりやすい自社への愛着を高めるための内的啓発が必要となります。各国語言語に(意味として)正しく変換されたブランドブックや、ブランドビデオ、人事部門を巻き込んでのE-ラーニングツールの開発などが有効です。

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