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2016

「東京ブランドのあり方検討会」 第二回が開催されました。

2016.12.28

2016年12月27日午後1時30分より、東京都庁にて、小池都知事参加の下、「第二回東京ブランドのあり方検討会」が行われました。テーマは前回の第一回に続いて、「ブランディングの今後の進め方、とりわけ&TOKYOをどのように扱うか」と「ボランティアの方々に着ていただくユニフォームのデザインについて」の2つでした。

冒頭、委員のコシノヒロコ氏が「ボランティア・ユニフォームに関する議論」、当社代表の山田が「ブランディングの効果的な進め方」と題した基調講演を行い、その後各委員からの意見が出され議論が行われました。

&TOKYOの扱いについては、1、一旦決めたものを撤回せず、これを活用する。2、&TOKYOは国内使用にとどめ海外向けにはもっとエッジの効いたものを開発投入する。3、&TOKYOはコンセプト(伝統と革新の交差する街)を体現できていないので、全面刷新する。といった意見が各委員から出されました。

弊社代表の山田は、冒頭講演の中では、&TOKYOを活用しつつ、&の前にコンセプトを表現した1つの定型ワードを組合せ、それを内外で使用する、乃至は海外のみに新スローガンとスローガンロゴを導入する、の二者択一ではないかと提言しましたが、各委員の意見を聞いた上で、最終的には「&TOKYOは発信者側のブランドとしてコーポレートブランドのごとく保持。受信者側の情緒的便益を象徴するような統一された新スローガンを開発、ロゴ化して、これは製品ブランド的な立ち位置で内外に発信する」という提言を行いました。

これは既に&TOKYOを利用している東京の事業者に配慮したものです。ユニフォームについては、コシノ委員からは若手を中心としたプロデザイナーによる共同開発を行うという提言があり、さらに他の委員からは藍染を活用、あるいは日本の伝統を反映した半被(はっぴ)を使用(はっぴ以外は私服)、などの発言がありました。

最終的に小池都知事からは、「専門家の力を借りて、より具体的に詰めていきたい」とのコメントがあり、今回、最終判断は本検討会ではなされませんでした。