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2019

「第一回東京宝島会議」が開催されました

2018.10.29

2018年10月23日午後5時より、東京都竹芝にあるニューピアホールで、小池都知事ご出席の下、東京島しょ地域のブランド化に向けて関係者が一堂に会した東京宝島会議が開催されました。これは、都の「東京宝島事業」の一環で、東京都にある9町村11の島々の島民が主役となって「東京宝島ブランド」を作り、広く発信しようという取り組みです。今回は、その第一回目で各島の事業者、商工会、観光協会、農漁業関係者、行政関係者など約100名が集まりました。

まず、都知事より挨拶があり、「東京都の島々の宝物を掘り起こし、光り輝かせて多くの方々に見て、楽しんでいただきたい」と述べられ、東京宝島推進委員会の提言をもとに、島しょ地域のブランド化に向けた具体的な取組が始まって、大島、神津島、三宅島、八丈島の4島では、現地の事業者や関係団体の方々が集まり、すでに活発な議論が行われたこと、利島の椿油、青ヶ島の青酎の販路拡大などの支援をしていくことなどが紹介されました。

続いて、東京宝島事業のシンボルとなるロゴが、お披露目されました(当社がデザイン開発を担当)。このロゴは、11の有人離島が集合して光り輝く宝物になり、各島にカラフルな光をあて、それらが集う様子を、きらめきのダイヤモンドに見立てています。ステージ上には、11のロゴパーツを各島の町村長がはめ込んで、ロゴを完成させるセレモニーが行われました。

東京宝島推進委員会委員長を務める、当社代表山田は、離島経済新聞社統括編集長 鯨本あつこ氏、今治タオル工業組合理事長 井上裕基氏、八丈島のリードホテル&リゾート株式会社 代表取締役 歌川真哉氏とともに、「東京宝島プロジェクトと地域ブランディング」というテーマのトークセッションに参加しました。

セッションでは、たくさんのアイデア、意見が聞けました。
鯨本氏からは、複数の島が連携する事例として、沖縄県の「おくなわ」(沖縄の奥にある島)が紹介されました。離島だけでは成し得なかったこと、それは切磋琢磨できる相手がいること、島同志だからこそわかりあえる悩みや課題など共有できること。その関係の中でいいプロジェクトになったそうです。そして、本プロジェクトに対しては、プロジェクトに直接関わりのない人にも、情報を伝えていって欲しい、と述べられました。

井上氏からは、今治タオルがブランド化できた要因として、認知度を上げる努力が挙げられました。いいものを作っているから売れるのではなく、知っていることが大前提であり、またタオルの本質的な価値である、「吸水性と肌触り」を追求し、安心安全、高品質を消費者にわかりやすく伝わる努力をしてブランド化できたことを紹介しました。本プロジェクトでも人が聞いてパッとわかるようなものを見つけ、磨き上げていくことにより、一般の人に知っていってもらいたい、と述べられました。

歌川氏も、認知度を上げることから始めなければならないとし、島に人が訪れ、事業が活発化し、島の生活が豊かになる。そして、一度は行ってみたいという宝島を作っていきたいと述べられました。また、先日開催された島会議の様子については、参加メンバーは、島を愛していて、やる気があり、仕事を一生懸命している方々で、将来への危機感をもって、活発な議論が行われたと語られました。

当社代表の山田は、昨年度の東京宝島推進委員会で、いろいろな議論が活発に行われたこと、中でも東京都民を含めたいろいろ人が行っていただけるような機会を増やしていただきたい、PRをする必要があるという議論があったことを紹介し、「ブランド化する」ということは、誰でも知っているという状態にし(認知)、どんな島なのか理解してもらい(理解)、憧れをもって(好意)、訪ねてみたいと思われる(体験)ようにしたいと述べました。また、島の皆さんが中心となってこのプログラムをどんどん前に進めていければ、11の島がより一層輝き、大成功するのではないかと期待を寄せました。どうしたら喜んでもらえるのか、という顧客視点を持ってもらいたいこと、その島に住む人たちが誇りをもてるブランドをつくることが大事ということ、そしてトップ(各島の町村首長)の方々はブランドのエバンジェリスト(=旗振り役)として島民の皆さんを盛り上げ、興味関心をもつ方々を巻き込んでいただきたいとコメントしました。

宝島推進委員会は、今後の東京宝島の取組についても意見交換を行っていく予定です。