Wellell
「健康や満足の源泉」という名のもとにパーパスを掲げて進化する
創立30周年を契機に台湾で初めて本格的なパーパスを導入、発信したリブランディングプロジェクト
Client | Wellell Inc. |
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Industry | 医療機器メーカー |
Category | コーポレートブランディング |
Service | ブランドコンセプト・パーパス・理念構築/ネーミング/VI(Visual Identity、ロゴ)/ブランドスタイル/ブランドガイドライン |
課題 | 台湾を代表する医療機器メーカー、APEX Medical Corporation は、貿易会社、ODM/OEM会社、自社ブランドと三段階の進化を遂げる中で、戦略やポジショニングが曖昧になり、必ずしも全員が同じ方向を向けていない状況でした。 第四の成長段階としてグローバル市場でより一層の存在感を示し、確固たる地位を確立する決意とともに、改めて自社のあり方を再定義し、グループの求心力を高め、ブランド力をグローバルレベルに引き上げるべく、2019年4月にリブランディングに着手しました。 |
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分析 | 真のグローバルブランドになるためには、企業としてのあり方を定義するための「核=Core Identity」をつくり、発信力・求心力の向上を目指す必要がありました。 また、世界で通用する強力なブランドになるためには、各国で商標が取得しづらい「APEX」という一般的名称を改め、固有のブランド名にする必要がありました。 そしてコストパフォーマンスを強みとしていたイメージを払拭し、知覚品質の向上を通してブランド力とポジショニングを高める必要がありました。 |
解決策 | 社内外リサーチから、作業開始時点で台湾初となるパーパスを含むブランドコンセプトの開発、社内公募を含むネーミング開発、VIシステム全般の開発と各種アイテムへの展開、ブランドスタイルの定義、ブランドブックの制作と総合的にサポートしました。 決定したネーミングとのバランスも見ながら、ブランドスローガン“Be well, Live well”の開発もサポートしました。(スローガンはWellell社内で検討し、グラムコは適宜ディレクション) ロゴは、ブランドコンセプトを表現するのにふさわしい、 「新鮮さ」「調和」「上品さ」を象徴するターコイズブルーを選定し、刷新しました。 結果、競合他社と差異化できる特徴的なブランドが完成し、グローバル市場へ羽ばたく基盤整備ができました。2022年1月に社名をWellell Inc.に変更し、新ブランド「Wellell」をローンチしました。 |

ネーミング

ロゴデザイン+スローガン



