UACJ
世界に輝く軽やかさで、新たなアイデンティティを生み出す
経営統合する2社の社員の思いを込めた、世界に通用するアイデンティティをつくる新会社ブランディングプロジェクト
Client | 株式会社UACJ |
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Industry | アルミニウム総合メーカー |
Category | コーポレートブランディング |
Service | ブランドコンセプト・パーパス・理念構築/スローガン、ステートメント/VI(Visual Identity、ロゴ)/ブランドスタイル/アイテムデザイン |
課題 | 国内トップ2のアルミニウム圧延メーカーであった古河スカイ株式会社と住友軽金属株式会社は、業界を取り巻く環境が急速に変化しており厳しい状況にある中、激化する競争を生き残っていくためにも、コスト構造の抜本的な改善と事業基盤の大幅な強化によるスケールメリットの獲得が必要不可欠でした。 その結果、グローバル市場で確固たる存在感を持つ「世界的な競争力を持つアルミニウムメジャー会社」となるべく経営統合が決定され、その新会社の新社名およびロゴデザインを創り出すブランディングプロジェクトが2012年に発足しました。 そして月日が経ち、大きな利益の落ち込みにより統合以来の危機に陥った同社は、一丸となって乗り越えるために、新たな組織風土を創り出す構造改革の一環として、全社巻き込み型のブランディングプロジェクトが発足しました。 |
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分析 | 統合当初は、新会社設立の旗印として、グローバルプレイヤーの中でも世界3位となる同社に相応しい、世界に通じる会社名およびロゴデザインの開発が急務でした。 また同時に、経営統合された2社の社員の求心力を高めるため、社員の思いが込められたアイデンティティとして掲げられるものにすることが必要不可欠でした。 統合後は、統合前の2社に属していたそれぞれの社員と、統合後に入ってきた社員が一体となっていなかったため、経営層だけで議論し下に降ろされただけのものではない、全社員が一丸となって目指す理念の策定が必要でした。 |
解決策 | 株式会社ADKインターナショナル(現:株式会社ADKコミュニケーションズ)と共同で取り組み、2社の社員の思いを引き継ぎつつ、限られた期間で新しい旗印を創り出すため、新会社名は社内公募で案も募りました。結果、UACJに決定しました。 また、国内からグローバル市場に打って出るために、強くも洗練されたアイデンティティとなるブランドロゴをデザインしました。 そして、総勢100名を超えるヒアリング結果や経営トップの意見を踏まえ、全社員が共有する持続可能な社会へと貢献する姿勢を存在意義として、企業理念(英文:Our purpose)を策定しました。 その後、スローガン及びステートメント、目指す世界観を一貫して表現する際の指針をまとめたブランドスタイルガイドライン、従業員一人ひとりに配布するブランドブック等を開発しました。 |

ロゴデザイン+スローガン

ブランドスタイル

